だわさ@Paris

パリ留学を終えて、関西を中心に活動中のピアニストです🎹

7月前半の大移動🌻コンクール編

せっかくやから日本に帰る前にコンクール受けとこと思って2つ申し込んでたのでした🙆

7/6-8と12-15 @イタリア💞

 

一つ目はナポリから船で行く島やってんけど、私が弾くのは1日目やから2日目はポンペイ遺跡(ナポリ)かカプリ島の青の洞窟行こ~ 🎶

 

どっちにしよかな~🎶

 

とか思ってたわけ(^-^)

(コンクールはワンラウンド(?)30分弾くのみ)

 

 

で私ギリギリの行動する派やし前乗りとか嫌いやから←ケチなだけ(笑)

 

本番当日出発したわけ(^-^)

 

出番夜やから問題ないし、14時らへんにあるピアノ試奏タイムにも間に合うスケジュールだったの(^-^)

 

朝5時起きでタクシー乗って6時に空港着いて、スクリーンの飛行機スケジュール確認!!

 

 

✈Napoli 07:05...... cancelled

 

 

 

……。

 

キャンセルーーーーー🙌🙌🙌🙌

わああぁぁ💓💓💓

 

(笑)

 

飛行機に関しては色々あったつもりだけどなくなるのは初めてな気がする(╥_╥)

 

 

その後

→easyjetカウンターの長蛇の列に並ぶ

 

→ネットで別の飛行機検索するもその日の出番までに着くのは無理そう

 

→コンクールに出番次の日にしてもらえるかメール

 

→easyjet が振替えられる便は週末以降しか空席なくて、それより前に行きたければ自分で別会社の飛行機とって 後からその諸々の払い戻し(上限250€)を頼む感じらしい

 

↑っていうのが風の流れに乗って聞こえてきたので並ぶのやめる。それでも1時間弱は並んだはず。゚(゚^o^゚)゚。

 

その諸々の払い戻しが、ホテルのキャンセル料などなど、飛行機による全ての損害をカバーするとか言うからもうコンクール自体やめるかも結構迷った😅

 

 

で、飛行機を必死で検索するも多分同じ状況の人が次々とっていったのもあって乗り継ぎあり&変な時間&超高額の便しかなかったり。゚(゚^o^゚)゚。

 

一瞬迷った便は、その日夜出発のLCCで乗り継ぎ時間が1時間ぐらい。

 

ここで大事なのが飛行機ステータスを調べること!!!☝☝☝

 

その便の遅延率はどのくらいかetc

便名をググるだけでわかります。

 

 

そしたら、そのパリから乗り継ぎ場所まで行く便が

 

「40分以上の大幅な遅延がものすごく頻繁に発生」

 

ですよね\(^o^)/

LCCのしかも夜便だもんね\(^o^)/あはは (やけくそ笑)

 

ということで結局どないしましたかというと、

 

次の日6時発の飛行機→ローマへ

ローマから電車でナポリ

 

という激面倒くさい経路を取りました(╥_╥)(╥_╥)

 

 

でもコンクールでは次の日の最後に弾かせてもらえることに…。゚(゚^o^゚)゚。

 

 

それで傷心のまま、色々高速で検索しすぎて疲れきって電車で帰りましたの。

 

いつもオルリー空港には路面電車かバスかタクシーでしか行ったことなかったけど、早く帰りたすぎて初めて電車(7€?ぐらい余分にかかる)で帰ったの。

 

そしたら朝だから満員だったの。

 

で、小さいとはいえキャリーバッグ持ってるから、乗った瞬間はそれが邪魔にならないように気にしてたら、なんとなく自分の斜めがけ鞄が前の女の人の邪魔になってる気がして鞄を抱えようとした時。。。

 

ん?あいてるわ。充電コードからまっ…ていうか財布でてる?

 

…(╯⊙ ω ⊙╰ )

 

 

前の女の人スリでしたーーーー\(^o^)/

 

 

もう私の財布を手に取ってるけど充電コードが邪魔してる感じだったところを取り返しました(╥_╥)(╥_╥)

 

その後すぐに私の左にいた仲間らしき人と降りていった(╥_╥)(╥_╥)間一髪。。

 

こう書いたら長いけど乗車からドアが閉まるまでの10秒もない間の出来事😭

 

 

私の斜めがけバッグ(自分の前で持ってたけど位置は私の腰らへん)の上に上着を重ねて、その下で鞄を探る手口でした(>_<)(>_<)

 

財布には滞在許可証もキャッシュカードもクレジットカードも学生証も保険証も入れてて大事なものだらけだから気付いて本当に良かった。。。

 

やっぱりもう2度とオルリー空港から電車で帰らない(>_<)(>_<)

 

 

てなわけで、早朝からの

飛行機キャンセル × スリ未遂

 

で心が疲弊しまくったのでした😵

 

次の日は朝4時半に家出て空港行って、飛行機ちゃんと飛んで、ローマからナポリの電車も20分遅れぐらいで問題なく、港から島への船も問題なく、船の中で着替えたり髪巻いたり身支度も整え←

 

無事に到着しました(╥_╥)

着いただけでものすごい達成感!笑

 

ちなみにナポリはイタリア人でも行かないぐらい危ないとか聞くから駅から港までタクシーで行ったんやけど、窓から見える町並みがいかにも荒んでて「街歩きしたい欲」は全く湧かなかった…😂

 

 

その後、

ホテルにチェックイン(作業ペースがめっちゃスロー)

→1日1時間だけ練習できる部屋を予約しに

→道行く人3人ぐらいに聞くも、その人たちも知らん&場所がわかりにくくて港前の通りを2往復

→ようやく着いたらちょうど自分が唯一練習できる時間帯だけ空いてた💞

→バスでテアトル(会場)に行く

→運転手さんに言われたバス停で降りて歩くもそれらしき建物に出会わない

 

→お店のトラックのお兄さんに聞く

 

→「え?テアトル?1kmぐらい歩くよ?しかも方向はあっち!」

 

→とか言われて、でも信用できなくてうにゃうにゃ言ってたら

「乗りな!」って言われて車に乗る

 

→お店のおじさんが出てきて、お兄さんが私をテアトルに連れていくことを説明

 

→おじさん「え?そこやで」

 

 

\(^o^)/

 

 

ほんの50mぐらい先でした(笑)

一応そこまで車乗せてくれた(笑)

 

真相はというと、そのお兄さんはテアトルのことを映画館のことやと思ったらしい\(^o^)/

 

なので、

 

イタリアで学んだこと

「人に道を聞いても100%信用しない」

 

です!😂爆

人はすごく親切だし力になろうとしてくれてるのがわかってとっても嬉しいんだけど、結果言われたことの60%ぐらいは間違ってました!笑

 

あと英語がまるでダメな人が多くて、その代わりゆっくりイタリア語を喋ってくれる(笑)

 

↑フランス語とイタリア語は結構似てるのと音楽用語とか日本のレストランでも馴染みがある言語やから意外とわかった😂

 

 

そんなこんなで無事に着き、10分くらい本番のピアノを触れて、急いで練習室に戻って1時間練習して、また会場に戻ったらちょうど私が会場に着いてないといけない時間。

 

という私らしいギリギリのスケジュールで本番を迎えるヽ(;▽;)ノ

 

もう既にめっちゃ疲れてた& 猛暑×すごい湿気 で全然コンクール気分じゃなくて、最初に弾いた現代の練習曲でまさかの事故がぽんぽこ起きて残念だったけど

 

結果1位頂きましたー!わーい

来るのやめなくて良かった😭

 

 

フランスの学校の成績発表(貼り出し)が残酷って前書いたけど、なんとこちらのコンクールは点数制で、一番点数低い人から発表→舞台へ

 

という、なんという公開処刑…😱🔥

な発表方式で震え上がった。笑

 

その後の記念撮影のあと審査員の方が褒めに来てくれて、その内容がこの度で一番嬉しかったことでした😆

 

あとはその場で出会った日本人3人(それぞれベルギー、ポーランド、イタリアに留学中) とご飯🍴

この旅唯一のレストラン。゚(゚^o^゚)゚。

 

アサリが世界一好きなのでもちろん

ボンゴレビアンコ


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感想→普通(爆)

 

 

お店のおじさんがサービスしてくれたのがこれ


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おまけのサイズじゃない(笑)

 

→水のボトルにカブトムシが突撃して私の前に降り立つという前代未聞の出来事がありつつ (最初ほんまにゴキブリかと思った😭)


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ヨーロッパ各地で起こっている恋バナなどに花を咲かせました💓笑

 

で、これまたギリギリのスケジュール好きの私は😂

日付け変わるぐらいにホテルに帰って、次の日6時ぐらいに島を出発して、パリにお昼ぐらいに着く便で帰ったのでした✈✈✈

 

なので全く観光出来ず(╥_╥)

帰る朝にささっと島の風景撮ったけどカメラからパソコンに写真移してないのでまた今度載せます📷

 

 

でパリで空港のeasyjetのカウンターに払い戻しについて確認しに行ったの

 

「帰りの便も払い戻ししますk…って今この便でナポリから帰って来たんですよね、だってここにいるんだもん、はっはっは😆」

 

「え?ローマから電車でナポリに?冒険がお好きなんですか?はっはっは😆」

 

な陽気な窓口のお兄さんに笑い飛ばされて、なんか終わってみれば面白い旅やったのかもと思いました。爆

 

自分が昔より強くなってるのを感じる!😂😂😂

 

 

 

その後は

 

⚫9日・覚えてないけど多分洗濯とか練習

 

⚫10日・アパートの退去&次の子の入居の手続きに大家さん (普段は中国に住んでるから私が退去する時にはいない) が来ることにその日の早朝決まる💀

 →片付け地獄からの大家さま夕方までいらっしゃって心身ともに疲弊\(^o^)/笑

 

⚫11日・ナンシー(フランス)でリサイタル

⚫12日・髪の毛切りに行く←

⚫13日・コンクールに早朝ローマに出発

 

という辛いスケジュールでした。゚(゚^o^゚)゚。

 

そのへんはまた今度ー!

6月🌼中世祭りなどなど

ハードな7月前半2週間が終わりました💓

ただでさえハードな上に、考えること、調べること、郵送すること、返事すること、予約することetc 多すぎてハラハラノンストップで辛かった。゚(゚^o^゚)゚。

 

ちなみにまだ片付いてない←

 

けど今回は6月後半の楽しかったこと達を(^-^)

 

⚫ブルゴーニュ地方の大聖堂でチェンバロデビュー😂✨


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その経緯👇

 

5月、フォルテピアノのレッスン中に古楽科の教授が入ってくる

 

 

フォルテピアノの先生「この人はなんでも知ってるから古楽のこととか何かあったらこの先生に聞きなさいね」

 

 

私「あ、私ちょうどクープランの組曲弾いてるんですー!」

 

 

その先生「へぇ!来月の*$&¥の教会のコンサートに出なよ!」

 

は???????

 

っていうことでした\(^o^)/ゆっる笑

 

こうして演奏も聴かずに古楽科でもない私がコンサートでソロ弾くことが決まったのでした😂 (後日お願いして1回軽くレッスンして頂いた) 

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うちの学校から5人+古楽科の先生で行ったんやけど、私以外は古楽科やからその方たちの前で弾くのがほんまのほんまに苦痛…だと感じる気持ちを抑えるのに必死でした。爆

 

お客さんはいいんやけど。。笑

 

でもリハの時に小さめのパイプオルガン、大きいパイプオルガンも弾かせてもらえたーー。゚(゚^o^゚)゚。

 

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(↓大きいパイプオルガンの演奏ルーム)

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しかしここの大きいパイプオルガンはかなり新しそうなハイテクモデルで、演奏ルームはもはや音響部屋かな?っていう雰囲気😃 

 

教会の大パイプオルガンを弾いている!

っていうよりは機械をいじってる感が強かった🔧笑

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↑こんな感じで、上の演奏ルーム(私が立ってるとこが入口)の右側にパイプオルガンのパイプが盛り盛りしてます。 

 

勝手なプレッシャーによるストレス(笑)、最高気温40℃、朝出て夜遅く帰る長旅で疲れはあったけど貴重な経験が出来た日でした!

 

⚫パリ近郊の町プロヴァンの中世祭り!

 

中世の町として有名なプロヴァンで、1年に1度2日間だけ開催の大規模なお祭り!

 

去年からずっと行きたかったのだー!!!

去年は開催日が試験の日&その次の日

→試験後オールして断念    だったの😅笑

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木組みの町並みが可愛い💕💕

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🌼感想

→コスプレ人口やばめ

→あらゆる年齢層が本気コスプレ

→もちろんおじいちゃんおばあちゃんも

→やっぱりアジア人がするのとは違うから似合うっていうかもはやそのもの(笑)

→屋台も中世感満載

 

で、かなり本格的だった😂

↓これが中世なのかは謎だけど(笑)こういうファンタジーな人も多かった!

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屋台がね、もう中世感を貫き通してて面白いから写真たちを見てくだされ!!📷

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お客さんも(笑)

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パン屋さん

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楽器屋さん

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これは元からあるお店の中!

ディスプレイが可愛い💞

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↓人形劇みたいなの

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教会の中でもたくさんお店があって

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不思議ちゃんオーラ漂うこのお店のランプがなんともいえず可愛かったけど

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紙で出来てるので日本に持ち帰るのは至難の技。゚(゚^o^゚)゚。

 

あと同じ教会で中世音楽コンサートやってて

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聴いてる時、私の視線の先の回廊にいちゃいちゃ中のフランス人♂とインド人♀カップルがいてんけど

演奏が始まったらインド人彼女が即興で踊り出したの(╯⊙ ω ⊙╰ )彼氏に向かって!

それがプロとしか思えない超美しいインドなダンスだったのと、音楽の動きとか雰囲気に踊りを合わせてることと、ヨーロッパの中世音楽がそこと通じあってることに結構感動(╯⊙ ω ⊙╰ )

シルクロード~~✨✨みたいな?←

 

終わったあとそのインド人彼女に声かけに行ってる人何人かいたからやっぱりみんな見てたんやと思った😂

 

まだまだ止まらない中世感

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↑輪になって踊り狂う村人の図

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↑このお祭りのとき以外使い道なさそうな武器

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↑14世紀のマカロンとやらを買ってみたけど

甘い×重い  でリピートはないなという感じ←

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↑革製品やさんに

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↑カリグラフィーとインクについてのデモンストレーションに

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↑靴職人さんに

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↑なんかわからんけどそれっぽい屋台に

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↑ワイルドな肉料理に(笑)

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↑お食事中のプリンセス風コスプレさんに

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↑原始的なキッチン(?笑)に

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↑もはや映画のような食事風景\(^o^)/

 

こんな感じで、どこを見ても楽しめるコスプレ率!

あと長老的なおじいさん(例えるならハリーポッターの校長先生)の写真撮ろうとした時、わざわざ「これは写したらだめだ!」って飲んでたファンタを置きに行ってくれたり\(^o^)/

 

大人の本気感が可愛くて 和んだお祭りでした(*゚▽゚*)✨✨

 

⚫あとは初めてエッフェル塔に登るなど🗼

 

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パリのアパートは上から見ても素敵💓笑

中庭がある率高いのがわかります!

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エッフェル塔の最上階にエッフェルさんが来賓とか招いた部屋があって窓越しに覗けるねんけど

壁に大正天皇からの勲章状がかけてあってびっくり(╯⊙ ω ⊙╰ )

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かなりリアルなエッフェルさんとエジソン人形達が置いてありました

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凱旋門、見えますでしょうか(*^o^*)

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なかなか良かったです!

夜もキレイな気がする~\(^o^)/

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他にはスペインのセビリアに行ったりしたけどバルセロナ編と合わせてまた書きたい!です!(理想…😂)

フォルテピアノ終了の巻

こんにちは。゚(゚^o^゚)゚。

多忙の極みでなかなかブログを書く暇どころかゆっくりTwitterを眺める暇(←私の心落ち着く時間なの😂)もあんまりないほど。゚(゚^o^゚)゚。

 

一昨日から今日にかけての超高速大移動のことを早く書きたくてたまらんけどそれより先に、愛するフォルテピアノ終了の巻を😭😭

 

※この記事はフォルテピアノの先生、そのクラスとのノロケ話で好き好き言ってるだけなので心して読んでくださいor 読まないで下さい(爆)

 

 

大好きな大好きなフォルテピアノの先生とのお別れの時がやってきてしまいました(╥_╥)(╥_╥)(╥_╥)

もう一週間前の話ですが(╥_╥)

 

本当に出会えて良かった(╥_╥)

だけに悲しい(╥_╥)(╥_╥)

 

前にも書いた通り、何時代の人ですかというような、家に電気なし、手紙以外の連絡手段を持たない、ノルマンディーのドドド田舎(パリから片道4時間)に住む、後にも先にもこんな人には出会わないであろう先生(╥_╥)(╥_╥)💕💕💕笑

 

ていうか住んでる家14世紀のって言っててんけどほんまかなwww

 

毎回のセクハラ発言、教室内を飛び跳ねまくる、誰にでも話しかけまくる、かなり常識を無視したファッション等で人によっては受け付けない人もいるぐらいだけど(笑)

   

すごい愛情深くて、イマジネーションがすごくて、面白すぎて、芸術への情熱に溢れた好きすぎる先生なのーー!!(しつこい?😂

 

 

ということで、その愛を伝えるため&ネットがないということは写真もあんまりもらってないだろうということで、学期末試験の日に合わせてフォトブックをみんなの分作りました\(^o^)/

 
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フォトブックといえば日本でしまうまプリントさんにお世話になりっぱなしで(←コスパと仕事の早さが素晴らしいです!笑)

 

フランスは値段もクオリティも速さも劣るのではと思っていたらーーー!!!←失礼

 

何もかも自在にレイアウト、デコレーションできた(╥_╥)

 

1ページ当たりの写真の数、位置、背景、スタンプ、フレーム、文字入れetc etc...

ほんとになんでも出来た!

 
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まぁページ数/値段はやっぱり高いけどそれでも満足なフォトブックが完成✨🙌

 

木曜日に注文して火曜日に届いたかな?

 

めちゃくちゃ喜んでくれました。゚(゚^o^゚)゚。

 

あと試験の時に思ったのが、

私このクラスのお陰でピアノを教えたいと思ったかもってこと!

(これまでは「将来的には教えるんやろう」と思いつつ、それ自体にそんなに興味&自信があるわけではなく演奏の方が断然好きなタイプ)

 

というのが、このクラスのレッスンは11時~18時30分いつ来ていつ帰ってもいいんやけど基本レッスンを受けてる人以外に誰かがいて、グループレッスンな感じで、みんなが

どう思うか

どうしたらいいか、

どう変わったか

 

etc...を言って参加するので、意見言うことに慣れたり、色んな意見・言い方があることを知ったり、一人ひとりの成長を目の当たりにして、

「高め合うってなんと素晴らしいこと…✨✨」

って思ったの\(^o^)/

 

だから最後の試験の時も、みんなの悩みも課題も課程も全部知ってるから、今までと"試験で友達の演奏聴く時"の感覚が全然違って、感動しました。゚(゚^o^゚)゚。

 

あとこのクラスのお陰だなと思うのは、迷ったり考えることなくフランス語で発言できるようになったのと日本人の前でフランス語を話す恥ずかしさがなくなったかもということ(笑)

 

それだけじゃなくて!!!!!

12月ぐらいに先生が、私と韓国人の子でエションジュ(自分の得意分野を教え合う&お金は発生しない)したら?って提案して、実際それを続けてきたの。

 

なんでかっていうと、

韓国人の子は専門は作曲で、ピアノは長い間中断してたのもあってテクニックがしっかりしてないからそれをちゃんとやった方がいいけど、先生はイマジネーションなレッスンでその辺カバーしてないから(笑)、

「ナオコにピアノ教えてもらい。その代わりにナオコに作曲を教えてあげなさい」

 

ってなったの😂

 

だから月に2、3回のペースでお互いにレッスンし合ったんやけど、それがまためっちゃ良くて

 

ピアノに関しては私そんなに大したこと言ってない気がするけどその子の成長に感動した😭し、楽曲分析とか作曲とかなんとなく苦手に思ってたけど、のびのび&褒め上手&否定しない、その子の教え方にももちろん内容もすごい勉強になった。゚(゚^o^゚)゚。

 

で、普段のその子のレッスンでは毎回教え子を自分の先生の所に連れていった先生の気持ちで聴いてたし(笑)

最後の試験は今までで一番良い演奏だったのもあって本当に感動して

 

「教えるって😭✨人の成長を見届けるって😭✨素晴らしいー😭✨」

 

と思ったのでした!

 

試験後の打ち上げご飯のあと先生と2人で1時間ぐらいパリ散歩して(うふふ💕)、7月1日の最後のレッスン後もご飯行ってパリ散歩して、住所教えてもらって(フランスに住んでる人には極秘らしい。突撃訪問を恐れてるのかな。笑)、フォトブックにサインしてもらって


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お別れしました(╥_╥)(╥_╥)(╥_╥)(╥_╥)

 

もう去年の時点から「ナオコが来年帰るの残念、寂しい」って言ってて、いつも私のこと(私は専攻じゃなくてオプションだから)「このクラスへの素晴らしい贈り物」って言ってくれてたの(╥_╥)はぅ。。

 

考えてたら泣きそうになってきた(╥_╥)(╥_╥)

みんな仲良しでアツくて優しくて

あなたーにー会えーてーほんとーにーよかあったー(小田和正)

がぴったりあうで賞。゚(゚^o^゚)゚。

 

先生は相手が気持ち良いこと言うのがめっちゃうまいけど、「音楽院で教え始めて何10年かになるけど今年が一番良い年だった」って言ってたのは、嘘じゃないと思った😭

 

ていうか昔いた先輩が昔は休講が結構あったしご飯行ったりしたこともなかったって言ってたし💕うふふ←

 

のろけ話もういいって?😂

こういう強烈だけど素敵で大好きな先生がいましたという話でした! 

 

では最後のレッスンの日に今までで最強に強烈だった先生のファッションを紹介して終わります!

 

テーマ『マハラジャ』
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赤いワンピース着てんのかと思った!実際そんな感じやけど(笑)

で髪の毛も編み込んでくれとのリクエストで
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こうなり(笑)

前髪wwwwwww

 

こんなんで真面目な話もたまにはするから笑いが止まりませんでしたwww

多分留学してから一番笑ったし笑いすぎてめっちゃ泣いたwwww 

でも、「思い出に。忘れないように」

この2つ重ねてるネックレスのうちの一つくれたのーーー(╥_╥)(╥_╥)(╥_╥)

付けるかどうかはちょっと自信ないけど←

 

一生大事にします!!!

また絶対会えますように!!(>_<)

試験終わりー!

もう常にお久しぶりです!←開き直り

 

遂にピアノの卒業試験が終わり

お陰様で審査員の賞賛付き満場一致という、日本語にすると何事!?って感じの成績を頂いて首席卒業できることになりました。゚(゚^o^゚)゚。💓

 

学校から試験のスケジュールが8日前に送られてきて、「お、やるやん」と思ってたら(←もはや期待が低すぎ(笑)

結局2回変更があって、最終的なスケジュールが送られてきたのは前日でした😂😂😂

しかも私はトップバッターのはずが一番最後になるっていう結構大きな変更😂

 

で、うちの学校の変なところは

弾く前に口頭で自分のプログラムを言うこと!

きっとプログラム提出制度にしてもプログラム作る係がおらんとか締切守らないとか人数多いとかミスだらけとかなんとかで使い物にならないのかな…😂

そう考えるとシンプルな方法です(笑)

 

そんなこんなで弾きまして、聴きに来てくれたお友達たちがすごい褒めてくれて感激だったのでした(╥_╥)

 

なんか褒める時って普通「よかったよー!」

って感じな気がするんやけどこの度は

「幸せやった」とか「ありがとう」

とかそういうことを色々いってくれて恐縮しつつ、試験云々よりそう思ってもらえたことがとっても嬉しかった。゚(゚^o^゚)゚。

 

愛するフォルテピアノの先生は、

『試験とか審査員とか気にするな、聴いてる人に気に入られようと思うな、自分がいいと思うものをしろ!守るんじゃなくて与えろ!』

 

っていう感じなんだけど、今回はそれが少しはできたのかも😭💕

 

審査員の先生に講評聞きに行って、

「この後は日本に帰る」って言ったらびっくりして

「それはフランスにとって残念」

って言って下さった(笑)(笑)(笑)

 

いや私そこまでではない(笑)

 

そういえば去年、試験結果発表の紙が字汚すぎて読めないから探すのに一苦労…

っていう話を書いた気がするけど、今年からこんな表に統一されて一気に見やすくなったと同時に結果発表の残酷さが増した。゚(゚^o^゚)゚。

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名前の横に

満場一致賞賛付きトレビアン

満場一致トレビアン

トレビアン

ビアン

そこそこビアン

単位はあげよう

単位認めません

 

のどれかにチェックが付けられてて一目瞭然すぎて怖くないですか😱

日本ならモンスターペアレントが来そう←

 

そして去年は試験の前日が誕生日で1人寂しくケーキを食べてたのが(笑)、

今年は試験の次の日が誕生日で、しかも愛するフォルテピアノの授業と重なって、お祝いしてくれました😭😭💕


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 いつにも増して素敵なファッションをご覧になって!笑

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そして次の日からは弾丸バルセロナ1泊旅行に行ってきて、とっても素敵な誕生日週間となりました!

 バルセロナの灼熱な気候とオレンジな街並みと開放的ファッションの人達に感化されて、ついついこんなワンピースを買ってしまいました。


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20€やし近くで見ると生地が安っぽいのはご愛嬌(笑)

 

バルセロナだと違和感なかったけど

でもパリや日本で着れる気がしません😂

 

ていうか下着とか部屋着みたいなファッションを見慣れたし、自分も超適当やし、日本で逆に浮かんようにしなやばいなってこの前も友達と話したところ!

あんまりパリ歩いててもみんな人種から何から違いすぎて流行とか感じないけど、日本に帰った時”みんな同じ服着てる!!!”って思った記憶が(笑)

 

何の話かわからなくなったところで

ごきげんよう👋!←無理やりすぎる😂😂

6月ぅぅー!

もう学校もあと少しのレッスンと学年末試験を残すのみというような終盤を迎えまして(>_<)

 

いつにも増してアクティブだったこの2週間!

 

先週は徒歩10分弱の所に住んでて何回も行ってるのに未だに登ったことなかったノートルダム寺院にやっと登ってきました🎶


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本当にパリのど真ん中にあって、360℃見渡せるからなかなかの絶景でした!
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十人十色?なガーゴイル達


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ひぃ~ヽ(;▽;)ノ

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ノートルダム寺院と言えば、ユゴーの有名な「ノートルダム・ド・パリ」ですが、そのストーリーの大部分が展開されるノートルダムの鐘!
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がしかし、私ノートルダムドパリについて何も知らないので  (しらんのかーい😂😂

それに対する感動はなかったけど←

この辺りの内部が精巧な木造だったのが興味深かったです!

 

 

ところで、先週末&先々週末リサイタルの予定だったの。

 

でその一回目の方がある週、

行きたいコンサートありまくりで

 

土曜ペレアスとメリザンド(オペラ

日曜ナタリーデセイリサイタル

火曜ネトレプコ出るオペラ←買ってた

木曜 ヴェルサイユのオペラ

金曜ティーレマンとルネフレミング

土曜ティーレマンとトリフォノフ

日曜自分のコンサート

 

こんな感じで。゚(゚^o^゚)゚。

パリってやっぱりやばい…!って思いつつ(笑)

 

でも自分のもやばすぎるから2つだけにしたわけ。

 

で木曜日にFacebookでお知らせしたらピアノのお友達たちが「行くいく~」ってたくさん言ってくれて、

 

激重なプログラムで準備がやばかったもんだから、そのあと急にプレッシャー感じ始めて頑張ったら(遅いw)金曜朝のレッスンの時にはちょっと腕しんどくて。゚(゚^o^゚)゚。

 

先生にもう練習すんなって言われて。゚(゚^o^゚)゚。

 

もう不安だらけでもここは腹をくくってやるしかないわと気持ちを作っていた金曜の深夜!!!!

 

Facebookを見てると!!!

 

 

友達の友達(だから他人)のコンサートのお知らせが目に入り!!!

 

私と同じ日、同じ時間、同じ場所でのコンサートをお知らせしているーーー!!!!\(^o^)/笑笑

 

すぐにダブルブッキングだと理解したけど(そういう問題よく起こりがち)

もう頭の中がぐっちゃぐちゃになって興奮してなかなか寝れず\(^o^)/

 

翌朝、教会のマダム(あんまり連絡つかないw)に緊急感あふれる留守電メッセージ&SMS攻撃して、お昼前に折り返し電話が\(^o^)/

 

既にメッセージの内容を確認してるかと思いきや

 

「(~~~♪...♪*゚超優雅な音楽聴いてる)

 

もしもしナオコ元気?どうかした?」

 

おーい\(^o^)/

 

 

で結局マダムが私のリサイタルのことが頭からふっとんでて別のコンサート入れちゃってたから私のはなしになったわけやけど、

もう絶対に謝らんの。゚(゚^o^゚)゚。笑

 

「ところであなた8月はあいてる?」

とか話そらしだすから

 

 

私は何度も確認したしあなたのミスだし、それのために準備もしてたし、私は既にお知らせして、来てくれるっていうお友達もいて、それにもし私がFacebookで見かけてなかったらどうなってたかわかりますかetc etc 🔥🔥🔥

 

 

って言われたらさ、もうごめんって言うしかないやん普通!💀💀💀

 

でもマダムの返事は日本語でいうと

 

「うんうん。わかったから!」

 

って感じでした。おいこら笑

 

 

そんなこんなで日曜のリサイタルはなくなったので

 

手もしんどかったことだし、

土曜日→モード展覧会&装飾芸術美術館(ヨーロッパの色んなところで夜中まで美術館が無料で開く日だったの)


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日曜日→ヴェルサイユにて馬車博物館&ヴェルサイユオペラ座でその週諦めてたオペラ


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に行きました(*^o^*)

リサイタルがなくなった分これでもかと週末を満喫したよ♡笑


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あまりにも豪華すぎる馬車
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ヴェルサイユに雪が積もった時にはこんな

ソリでうふふおほほしたらしい


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そんな感じで、

一回目のリサイタルに来てくれる予定だったのにダブルブッキングのせいで来れなかった友達たちがいるのは本当に残念だったけど結果的にリフレッシュ出来たのでした!

 

で、先週末の方のリサイタルは無事に行われまして。゚(゚^o^゚)゚。

最高気温が32℃とか35℃とかいわれる中、起きた瞬間からものすごい目眩で最初は歩くのも辛かったほどだけど。゚(゚^o^゚)゚。

なんとか無事に激重プログラムを弾き終えることがでぎまじだ!号泣


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録音聴いてみたらぶっ飛ばしすぎてちょっとびっくりしたけど(テンポの問題じゃなくて、、テンション?笑)、まぁそれはそれとして、この反省を生かして試験も乗り切りたいなと思いますですまる!

 

ジョゼフィーヌのワードローブ👕②

dawaseur.hatenablog.com

の、つづきです!

 

👇1804-1837宮廷用銀ラメチュールのドレス

ジョゼフィーヌやオルタンスも着たもの

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7つの刺繍入りスカーフ、5枚のスカート、帽子とともに身に着けられるドレス👗

 

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 オルトンス王妃の遺言を書いたマダムの子孫のところで保存されていたらしい。

 

 

👇宮廷用のドレス&マント 

ジョゼフィーヌが着てて、ウージェニー(ナポレオン3世の皇后)にあげたもの

生地の全面に銀の糸、1㎜の金属ラメで直接 春雨模様(?笑)

の刺繍が施されたとっても繊細(→だから頻繁に着れない)、

でもなめらかで軽いという技術と豪華さ盛りだくさんなドレス👗

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春雨模様さんは細かすぎてこの写真では

目を凝らさないと見えないかもってぐらい( ;∀;)

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👇刺繍されたモスリンとチュールのパフスリーブドレス

元々ジョゼフィーヌのもので、リフォームされたもの。

ジョゼフィーヌは第一帝政時代に流行した生地であるモスリンのドレスをいっぱい持っていて、

1796年には9着→1809年には70着!!も持ってたそう

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👇パールの刺繍されたドレス

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このモチーフは第一帝政時代に流行してたものらしい

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👇ジョゼフィーヌのコットンドレス

ウエストが少し低いから1812年以降のものだと思われる

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👇1810-1815頃のハイウエスト、バルーン袖ドレス

 

袖の上から別の長い袖をつけられるようになっていて、

日中と夜の両用使いのためor年齢や持ち主の変化によるものと考えられる

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👇オルタンスのスカーフまたはヴェール

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シュロの葉模様というらしい

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👇ジョゼフィーヌのヴェール

ブリュッセルのボビンレースがあしらわれている

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ショール類は第一帝政時代には無視できないアクセサリーで、

ジョゼフィーヌは山のように持ってたんだけど

彼女は午前中常に肩にかけたりして身に着けていた。

しかしナポレオンは少し体を覆い過ぎだと感じ、

はぎとったり何度か火に投げ入れたりした

そして彼女はまた注文するのだった

お、、おう、、(´゚д゚`)

目録によるとジョゼフィーヌのコレクションは

1809年には58枚のカシミヤのショール

(白16、赤12、黄色9、赤紫5、ストライプ5、青3、黒2)

1814年には更に47枚

さらに24のヴェール、6つのガーゼのスカーフ、12のモスリンのヴェール

お、おう、、 (´゚д゚`)

 

👇金の刺繍が施されたスカーフ

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👇オルタンスのヴェール

頭文字のHの刺繍

あまりにも大きいので、結婚の時のヴェールまたはテーブルクロスとして使われてたと考えられる

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刺繍♡

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頭文字 ( Hortense )

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👇ジョゼフィーヌの小銭入れ、一番右はオルタンスの物

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ごくごく小さいサイズ

 

👇ジョゼフィーヌの小銭入れ

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👇部屋用スリッパ

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👇絹のサテン、リボン、黒タフタの靴

オルタンスのもの

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靴は18世紀のようなヒールは履かれなくなって、ぺたんこ&2本のリボンで踝または足にくくるタイプの靴だったそう。

 

👇ジョゼフィーヌの靴

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例にもれず靴もたくさん持ってたジョゼフィーヌさん。

1809年の目録には258足

その上同じ年の12月の請求書には44足

(サテンまたはタフタ38足、白うさぎの裏地の付いたベロアの靴2足含)

 

って書かれているとか(´゚д゚`)

 

 ちなみにこういう靴たちは丈夫じゃないから長いこと外を歩くのには向いてない→でもジョゼフィーヌは散歩が好きだったので靴の上からサボ(木靴) を履くようにしたらたちまち宮廷中の女性がサボを履くようになったらしい\(^o^)/💡

まさに流行発信者\(^o^)/

 

と、い、う、こ、と、で、

以上で終わりです\(^o^)/\(^o^)/

ジョゼフィーヌたんの衣生活、散財っぷり、当時のモードなどがよくわかる展示内容だったのではないでしょうか\(^o^)/

この他にもパリで2つ服飾史の展覧会に行ったけど写真禁止だったからブログに書けないことに少し安心してる自分がいるよ←

あ、ロンドンの博物館のは写真あるわ💣爆

 

まあこの服飾シリーズ、自己満ではありますが楽しんで頂けた方が少しでもいることを願いつつ…

ではまた(^o^)ノ 

ジョゼフィーヌのワードローブ👕①

ついにーーー!

3月に訪れたマルメゾン城でのエクスポジションの紹介です\(^o^)/

マルメゾン城といえば、ナポレオンの最初の奥さんだったジョゼフィーヌが余生を過ごした場所!

今回はジョゼフィーヌとその娘のワードローブがテーマの展覧会でした💛

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ジョゼフィーヌはその時代で一番良い洋服を着ておしゃれだった女性と言われていて、

ナポレオンと結婚する前から社交界の花形として有名で✨その洋服にかける金額はものすごかったそう

 

例えば1798年6月に洋服職人が語った話によると

6か月で80着のドレスを作らせたなど(+_+)

 

そんな彼女のファッションはいつも注目の的で、

彼女が流行を作り、モード産業・繊維産業を刺激したほど👕

なので彼女のファッション=流行最先端なのでした!

 

ちなみにフランス革命直後のこの時代のモードは

革命とともにこんな感じから

http://mfas3.s3.amazonaws.com/objects/SC115287.jpg

こんな、すとんとしたハイウエストのシンプルなラインに大~~~きく変化した時期です!

かつら等、貴族らしいものは全てさようなら🐸 

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それでは展示内容紹介♥♥

 

👇左:ジョゼフィーヌ

 右:最初の夫との間の娘、オルタンス

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👇レースのシュミーズ

1809年、ジョゼフィーヌはその1年のために455着のシュミーズを所有していて、

12月だけでそのうちの94着がクリーニング屋に出されてたということです!

(何の情報(笑))

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👇オルタンスのシュミーズ

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👇ジョゼフィーヌの靴下!

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1809年初め、ジョゼフィーヌは332の綿の靴下&232の絹の靴下

1814年にはさらに187の絹、82の麻または綿の靴下がタンスにあったらしい(笑)

 

👇解説に書いてた小話w👇

とあるマダム(使用人?)の証言で

「彼女は新しい下着しかつけなかった🌼」

というのがあるのに、帳簿には

≪絹下着のクリーニング屋≫の文字がある

 こんな話まで200年後にわざわざ暴露されるなんて!笑

 

 

👇ジョゼフィーヌのコルセット

使い方は恐らく

ワンピースの上に重ねる or 短いコルセットのように使う(今でいうブラジャー的な)

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👇皇妃の衣類ボックス

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ジョゼフィーヌは普段の身づくろいは、部屋係が服をいくつか選び持ってきた大きな籠からワンピースやショール、帽子をその日の気分に合わせて選んだんだって(*'ω'*)

 

だから衣裳部屋には年に2回のワードローブを見直す機会にしか入らなかったけど、その時にもう不要だと思った服等は別のものに作り替えたり、身の回りの世話をしていた女性たちに分けたそう。

1814年に亡くなってからはそのワードローブは散らばってしまったけど、いくつかは親族によって保管されてきて、今このマルメゾン城にたどり着いたそうな…🌼

衣類はとても繊細なのでこうして一般に公開されるのはなかなかない機会なのでした!

 

👇パリ、グランモン通り3番地のレースのお店からの請求書

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  字が素敵♥

👇請求書

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・クリーム色リネンの「たくさんの縁飾りつき」刺繍ワンピース

・ガーゼ素材のモスリンの白ワンピースパール付き

・モスリンの生地

・刺繍されたぺルカル生地(目が細かい綿織物)

・スコットランドのリネン生地

・ガーゼのモスリン生地。。。。

 

👇1814年の目録によると88個もってたらしいボネット

部屋でかぶるイケージだけど、この時代はそれだけでなく、レースやリボン、花で飾って街でも着けられていたみたい。

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👇ボネットと髪の飾り

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かつら、付け毛を使うことは第一帝政時代よくあったみたいで、地毛の上にリボンやバンドを巻いた後、ターバンや花かんむり、付け毛で飾った。

👇という付け毛

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 地毛は使わず色々付けておしゃれするって楽しそうかも(^o^)

 

👇金のドットのドレス

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👇宮廷用マント

ジョゼフィーヌの息子ウージェーヌの子孫のところで見つかった宮廷用マント

もしかしたらウージェニーも着てたんじゃないかという

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1804年にナポレオンが皇帝になって、宮廷とそのコスチュームが復活したことによって採用されたのがドレスの上に着るマント。

 

 

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周囲に刺繍がされているのが普通だけど、

プリンセス達は好きなだけ刺繍を入れれるのに対して

他の人たちは親指4つ分以内と決まっていたそう。

 

ちなみにこの親指4つ分という謎の単位、

youtubeで見たこの歴史番組動画にも出てきてんけど

youtu.be

フランス革命前は

足1個分(約30㎝)=親指(約2.5㎝)12個分

みたいな、しかも地域によって曖昧な単位で数えられていて、

メートル、キログラムetc の単位に統一されたのはそれより後。

しかも全国に浸透するには当然かなりの時間が必要で

wikipediaさんにはこう書いてありました!

フランスは1837年にメートル法以外の単位使用を法律で禁じ、1851年のロンドン万国博覧会や1867年のパリ万国博覧会などで広報活動を行い、普及に努めた

ついでに日本は

1885年メートル条約に加入。更に1921年に尺貫法を廃止したが、使い慣れた単位を移行することへの庶民による根強い抵抗もあり、本格的な普及は、メートル法の使用を義務付け、尺貫法の使用を法的に禁じた1951年施行の計量法まで待たねばならなかった。

日本のメートル法化完全実施は1966年4月1日までかかった。

だそうです、最近のことだったのね( ゚Д゚)✨

 

ちなみに↑に貼った動画、いくつかシリーズあって、えぐいほどよく出来てるのでとてもおすすめ!(フランス語です(>_<))

フランス革命のこと、その当時の人々の気持ち、フランス人がなんでこんなに自己主張するのかなど(笑)  すごいよくわかった💡

私が昔習ったこと全部頭から飛んで行ってるだけで実は常識なんかな?って不安な気持ちもちょっとある笑

 

脱線しましたが

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👇オルタンスに捧げられたマント

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刺繍が豪華すぎるマント

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ということで、続きは次回に\(^o^)/

 書きながら「これ留学ブログやんな一応?」と思ったよ(笑)