色々挑戦中!
こんにちは\(^o^)/
とっても嬉しいことがあって一昨日から心に桜が舞っています🌸笑
「それだけかい✋」って思われるかもしれないんだけどまた後日書かせて頂こう…(^-^)
まずは先週あったレコーディングについて!
コンクールとかオーディション用の録音・録画の伴奏はしたことあったけど、クラシックじゃない曲の、こんな本格レコーディングは初めてでした!
ヘッドホンして
別室で歌ってる歌い手さんと
黒いガラス窓奥の部屋からの指示を聞きつつ
一気に13曲録音するっていう結構プレッシャーなミッション。゚(゚^o^゚)゚。
この日は録音されるのはピアノだけだったので(歌は後日その音源の上に録る)、
言ってみれば今日ここにいる人達…
私のためにいる…ということか…?!
とか考えてしまうとめっちゃ緊張した😵
『テンポ感とか雰囲気変えてもう1回録ろう』
とかはいいんだけど、私が音間違えてもう1回、になった時の申し訳なさといったら…。゚(゚^o^゚)゚。
でも、
「あーー間違えたー🔥🔥💢」
と思ったら
「逆にオシャレだったんでokで~す👌」
って声が返ってきたこともありました(╯⊙ ω ⊙╰ )笑
だったけど予定より30分以上早く終わったので多分セーフだったと思う(?)
そして昨日はイオンさんで
30分×2 のコンサート🎶
毎月最終金曜に行われているみたいです!
なんと入口入ってすぐのところにグランドピアノがあるという素晴らしさ😚💕(こういうのは結構電子ピアノなことも多いような…)
この日は、始まる前から待ってて下さった大勢の方や、たまたま通りかかって耳を傾けて下さったお買い物中の方まで、たくさんのお客様が笑顔で拍手を送って下さって楽しい本番でした(*^o^*)
そしてご縁あって来月には堺市役所で1時間ほどのコンサートをさせて頂くのですが、
「このコンサートは宣伝しなくてもいつも100人以上の方が集まります」
「チラシはないです」
ということだったので、
チラシを作りました\(^o^)/←やりたがり笑
親しみやすさ、わかりやすさ重視な感じで!
(↓は仮です!!!)
※↑まだ全部の情報を載せてないのと、肝心の開始時間が、19時って聞いたけど過去の情報を見てると18時半な気がするので、はっきりしてからもう一度改めてしっかりお知らせさせて下さいませ!!(ToT)
タイトルも
「わかる!クラシック」
「身近にクラシック」
「おしゃべりクラシック」
「星空コンサート」(展望台なので)
など迷いまくってとりあえず今これにしてるんですけど
ダサいですかね…?\(^o^)/
今なら間に合うのでご意見お待ちしてます😍笑
とりあえず、あまりクラシックコンサートに馴染みのない方にも「なるほど!」っと思って頂くのを目指して喋りまくろうと思っています!(予定)
そしてこのチラシを作ってるときに「そういえば」と思い出したのがこれ
今だから言うと実は
肌荒れ消して口角あげてエラを削って黒目強調して、左に走ってるバスの色を消したりしてました😂😂😂😂
バレないよう全部ちょっとずつだけ!😂😂😂😂
さっきBefore写真見てみて
「結構違うな」と思ったのでブログに載せたくなったの←
でも表情がちょっとキツいから目は隠す😂
もし人に頼むとなったら肌荒れはまだしも
「黒目強調して口角あげて下さい!」とは言いにくいので(笑)
自分でやると思う通りに出来るのはいいんだけど
「こ、これは素敵!!!」
みたいなのを作るにはやっぱりまだまだ研究が必要だわ…!
ということで、またこんな機会があったら修業していこうと思います\(^o^)/
修士演奏🎶
先週、無事に?修士演奏が終わりました😊
京都市芸大大学院での2年の集大成として80分プログラムを弾く修了試験みたいなもので、あの調子に乗ったチラシのやつです。笑
1人でリサイタルをするなら80分~90分用意するのは普通なんですけど、この修士演奏ではなんと!
休憩がない。゚(゚^o^゚)゚。
ので、80分弾きっぱなし🔥
(舞台袖に数回戻るのはあり)
というのが結構きつかったです。。
ピアノに詳しい方ならおわかりになるかもですが、けっこう鬼畜プログラムを組んでしまったので終わってホッとしました…😭
撮影してくださった演奏中📷
後半は集中力と、ツルツル滑る手汗とも戦いつつ…(ToT)
出来たと思うことも成長したと思うことも色々あるけど、「もっと出来る(ToT)」と悔しい気持ちもあって揺れております!
ピアノでも語学でもきっとどの分野でも、勉強すればするほど、自分のまだまださを突きつけられる気持ちになると思うんだけど、今回もそんなことを思わされました(T_T)
好きだけどゴールがないってたまに辛い(T_T)笑
人生ってそういうもんですよね←謎の悟り😂
先生方や聴いて下さった方々にはお褒めの言葉を色々といただいて、そこは素直に、とっても嬉しかったです!
ところで今日は、今週と来週にあるレコーディングや小さな本番に向けてジブリ作品やポピュラーな曲を大量にみてたんだけど、修士演奏プログラムと比べて曲のタイプ差が大きすぎて自分がカルチャーショック状態になって面白かった(*^o^*)笑
例えばクラシックとポピュラー音楽、どっちの方が良い音楽とか、そういう気持ちは全くないけど、
やっぱり広く大衆に向けて、商業的な意図を持って生まれた曲ってものすごくわかりやすいなと改めて思った…💡
きっと誰が弾いてもそんなに変わらないから演奏する上での面白さははっきり言ってあんまりないけど
(例えば
「あの人が弾くショパン聴きたい💕」
ってなるけど
「あの人が弾くトトロどんなんかな💕」
とはならないし。)
根本的に色々違うとはいえ、同じ土俵で比べるとクラシックが敷居が高くて難しいのは明らかだなと今更改めて実感したというか。自分が出来ること、ちゃんと考えていこう(>_<)
なんの話かわからなくなったところで終わります!
ちなみに明日は遂に!
生まれてからずっとぱっつんだった私が
「留学先で外国人になめられないように」
という理由で2年半のばし続けた前髪を切ってきます~\(^o^)/笑
ラジオで仏語♫音楽批評
ヽ(;▽;)ノ
こんなに書かなかったことが今まであったでしょうかヽ(;▽;)ノ
ありませんヽ(;▽;)ノ←
ちゃんと頭の中では「あんなこと書きたいな」のプランとかYouTubeには「ブログで紹介したい語学学習のための動画リスト」も作ってるんだけど←言い訳
今日やっと、明後日に迫った修士演奏のプログラムノートやら色々書き終えて提出してきたのでひと段落つきました!
しかし今さっき気づいたけど、
プログラムノートに挿入した版画の説明↓
『り』が切れて
「ノートルダム・ド・パリよ💓」
になってるぅ。゚(゚^o^゚)゚。惜しい~
他にも用意すること書くことが多かったので
ラヴェルの伝記(200ページこえた✨)もしばらくお休み中(´-`)
そんな中、今日はずっと書きたかったラジオ番組を紹介します!
(実際聞くのはフランス語学習者+特に音楽家向きです!)
日本でいうNHK-FMみたいな
France musique
っていうラジオチャンネルがありまして、私は留学中はたまにアプリでなんとなく流して聴いてたりしてました↓
最近は、FacebookでFrance Musiqueをフォローしてると出てくる記事のpodcastの中から気になるのをブックマークして聞いたりしてます!
その中でも人気な番組が、
レコード批評討論 !
これは、毎週、一つの曲につき6つのCDを
演奏者を伏せて!専門家3人が聴き、
言いたい放題批評する番組\(^o^)/
例えば、
あるソナタの第一楽章を6つの録音で聴く
☞1つずつ言いたい放題のあと2つ削る
☞削られた2人が誰だったか発表
☞残った4つの録音の第二楽章を聴く
☞言いたい放題のあと1つ削る
☞削られた1人が誰だったか発表
☞残った3つの録音の第三楽章を聴く
☞言いたい放題のあと1番良いのを決める
☞選ばれた演奏を最後に通して聴く
てな感じ!
さすが手厳しいフランス人、容赦ない\(^o^)/
そして、ここで流される録音は、一流の有名人、
巨匠の演奏だからより面白い✨
前に聴いたシューベルトのソナタの回は
スコダ、ルプー、ピリス、ブレンデル etc
というピアノ弾きならひれ伏す面々だけど
聴く時点では名前は明かされないから
「全然好きじゃない」
「音色がもの足りない」
「表現が表面的」
「ルバートの仕方が*+`+LP=」
「ここの強弱が#’¥&'*・・」
などなど(´゚д゚`)💔
もちろんなんでも批判するわけでなく良いものは良いと絶賛するわけだけど。
でも、”巨匠だから誰が何と言おうとすごい”
じゃなくて、そんな風に自由に意見を交わしあうのを聞くのはとっても楽しいし
私も聴きながら
「どれが好きかな~、なんで好きかな~、あの評論家はあそこを評価してるけど私の好みは違うな~」
とか、参加してる気分で聴けるのもいいし
あんまり知らなかった曲だと6種類の演奏とそれぞれに対する意見が一気に聴けるから、その曲を知った気になれるのもいい!
ということで通学中など(ちょうど約2時間なので(笑))
よく聴いてます(*'ω'*)
別にみんなが良いと言うのが良いわけではないし
100人が100人感動する演奏なんてないしね!
で、特に音楽家のフランス語学習者の方におススメな理由が、
やっぱりここでは喋る内容が演奏に関するとても具体的なことなので、
留学して、レッスン受けるのに語学が不安💦
という方が耳を慣らすのに良いんじゃないかなと思ったのです💡
ただ、留学前とかだとわからなくて当たり前なので
「語学勉強のため!」ってはりきるんじゃなくて、あくまで聞き流す方がいいかも!
「語学勉強のため!」ってはりきれるような動画はまた別でご紹介します!笑
上に貼ってるリンクから過去の放送が聴けるので是非!
↓これはドビュッシーの映像第一集の回
取り上げられる曲の幅?はとても広くて
今後の放送予定を見ても
2/11-べートーヴェン、ピアノ協奏曲4番
2/18-プーランク、フルートソナタ
2/25-ゴールドベルク変奏曲(チェンバロで)
だし、
交響曲、声楽曲、室内楽、オペラ(!?)まで、網羅しております!
以上、こんな番組あるよ👌なご紹介でした(*‘ω‘ *)♫
とりあえず明日?明後日?の修士演奏(大学院の修了試験のようなもの)がんばりますー😭!
チラシ完成までの道のり🚶
あっという間に年末すぎて気持ちが追いつかない。゚(゚^o^゚)゚。
ラヴェルの伝記は超スローペースながら今107ページで3分の1まできたのでめげずに頑張るー!
今年のクリスマスは練習、レッスンを受ける方、する方、翌日の初TOEICに備えて早寝、で終わってクリスマス感がなく🎄
ちびっ子達にプレゼント何もらったか聞くもなぜかみんな「ひみつぅ😚💓」やった😂
そして今日は
10日ほど前から頭の中を占めていた
『大学院の修士演奏のチラシ😵😵』
が出来ました~~🎉のお話を!
修士演奏っていうのは、
🌼1年目の終わりに60分
🌼2年目の終わりに80分
リサイタル形式で演奏する大学院の試験で、チラシも自分で作って提出しないといけないのです(>_<)
凝る人、シンプルな人、写真載せる人、載せない人、色々で、私は1年目はものすごくシンプルでした!
が、2年目はせっかく留学中に撮った写真がたくさんあるし、2010年に始まった京芸生生活最後の舞台だし、ちょっと凝ってみようと思って試行錯誤するなかで!
チラシ作りスキルがだいぶ上がった✨笑
ていうか作ること自体が楽しくなって無駄に色々作ったんだけど、ボツの子達が日の目を見ないのが可哀想なのでこちらに載せて見て頂こう😍
という、今回のブログです✏✐✎✍←
🐤まず私的にかなりお気に入りの、パリで住んでた通りの写真を添えた①
(先生に『黒っ』という評価を頂き却下😂)
🐤プログラムのイメージは青系かな~ということで作った②
(しかし弾いてる私の服装が普段着)
🐤シテ島のセーヌ川沿いで黄昏てる風③
↑赤と青のラインでフランス色を表してるのって伝わるのかな?
🐤セーヌ川の夕焼け風④
けど元ネタは実はこれ↓笑
色も雰囲気も肌荒れもボタン一つでどうにでもなるということを学んだ📓爆
🐤パレ・ロワイヤルで撮ったドヤ顔⑤
🐤デザイン違いの⑥
を!作り!
先生にもご相談した結果、ちょっと黄ばませすぎだけど③がいいんじゃないということになり!
デザインを改良し
こうなりましたーー✨ぱふぱふ
自分的にはキメすぎててだいぶ恥ずかしいデザインだけどもう「いってしまえ~!」っていう感じ😂
このリサイタルは試験といえども公開で、
来年2/7 - 9、ピアノ科院生二学年合わせて12人ぐらい?がリサイタルを行うので興味のある方はご来場頂けます(•᎑•)直前になると大学HP上にも情報が公開されます!
平日&僻地ではありますが、是非ぜひ🎵
私も自分のが3日目じゃなかったら全部聴きに行きたいぐらい😭
🌼おまけ🌼
先月、私の愛してやまないフォルテピアノの先生にお手紙を書いたんだけど
(↓先生について知らない方はこちら💕)
先生に伝えたいことがありすぎるのと、前に
「帰国していった人誰も手紙(しか通信手段ない)くれない(T_T)」
ってすねてはったから、帰国したら絶対カリグラフィーで凝ったお手紙✉出そうと決めてて、完成した封筒がこちら✨
シックな色のインクを使ってかっこいい感じにしてみました\(^o^)/💕
そしたらクラスの先輩が
「とっても喜んでて、近所に見せびらかしたって言ってたよ~」って報告して下さいました。゚(゚^o^゚)゚。💓💓うれし~
Googleマップで見た感じ、あまりに田舎すぎて隣の家に行くのに徒歩5分~10分かかりそうだったんだけど行ってくれたのかな(笑)
先生は今年度で定年なので、いらっしゃる間に会いに行けたらなぁとぼんやり願ってます💓
Belle epoqueのサロンの主人たち♫
前回のブログに書いたラヴェルの本、69ページ目なう😅道のりは長い💦
ラヴェルは23歳ぐらいで、音楽院のフォーレのクラスで本領発揮してきたところなんですけど……!
私が大好きすぎるサロン?夜会?の話が入ってきて、初耳だった人物をネットで調べてみたらすごい人で、誰かに言いたくなったのでブログで紹介します\(^o^)/
生徒思いのフォーレ先生は、教えるだけでなく、才能ある学生を世に出すために、成功のためには欠かせなかった社交界に紹介していたらしい。
そして当時フォーレと親交があった、ベル・エポックのパリで特に芸術的な面で最も力を持っていた三大サロンのマダム達がいました!
そういう人達って
ただの宴会の主とか、ただの大金持ちのパトロンではなくて
😆あの人の着てる物は最先端
😆あの人の選ぶものは間違いない
😆いつも文化芸術を先どってはる
みたいな、その人自身がすごく教養やセンスがあって
周りに一目置かれた存在だったと思うのよね!
そんな3大マダムをご紹介します💓
ちなみに今回のメインは3人目です💓笑
一人目は
マルグリット・ドゥ・サンマルソーさん
フォーレとは家族ぐるみで長年の友人だったらしく、他にも出入りしていた音楽家達は
ラヴェル、デュカス、ショーソン、プーランク、アーン、グノー、マスネ、シャブリエ。。。。などなど。。。✨
📷彼女のサロンで弾くドビュッシー👇
二人目は、
グレフュール伯爵夫人
当時パリで最高の美女と言われた人!!
『失われた時を求めて』のプルーストも
「見たことないほどの美人…💕💕💕あれ以上の人は存在しないだろう…💕💕」
ってうっとりするほどで、『失われた時を求めて』に出てくる伯爵夫人のモデルにしたという人😍
あらゆる芸術家達のインスピレーションになるほどの佇まいとはいかに…。゚(゚^o^゚)゚。
ところで、この人のことはめっちゃ知ってて
なぜかというと、パリでこの人のワードローブの展覧会に行ったから\(^o^)/
美しくて豪華絢爛な衣装の数々に度肝抜かれた記憶があります😵
まさに当時のファッションリーダー、憧れの的 という感じ!
この方も音楽家の支援に熱心で
音楽家を発掘する協会や基金を作って、上演や宣伝etcあらゆる面で支援をして、ワーグナーのオペラや、ロシアバレエ等 をフランスに広めるのに貢献したらしい💡
フォーレの名曲、パヴァーヌはこの方に献呈されております!
そして3人目ーー!!!
初耳だったんだけどすごい人生だった!
ウィナレッタ・シンガーさん(1865-)
ミシンと言えば!のシンガーミシンの創業者の
少なくとも24人いる子供のうちの20番目のお子様…😂😂😂
→フォーレとは彼女が15歳の頃からの知り合いで信頼しあった大事な友達
→21歳の時に父が死んで遺産をもらうと、それを使って芸術家のスポンサーをすることを決意
→22歳で経済的・社会的に自立するためにある公爵と結婚するも、彼女がレズビアンだったため5年後カトリック教会に結婚を無効にされる
→でも独身女だと何も成せないことを悟る
→29歳の時、59歳のポリニャック公爵と結婚
(ポリニャック公爵はマリーアントワネットのお近付きで有名なあのポリニャック夫人の孫✨✨)
↓
ー公爵はゲイ、音楽好き、お金はない、貴族
ー彼女はレズ、音楽好き、お金はある、地位欲しい
ということで恋愛関係はなくとも利害がぴったりフィットした結婚だったのでした!
結婚後も数々の女性と関係を持ったそうで、英語版Wikipediaには彼女の愛人の1人だった既婚女性の旦那さんが怒ってヴェネツィアのお屋敷に殴り込んできたなんてエピソードも😅🔥
そんな愛人の1人だったモデルのオルガさん(既婚)がこれまたうっとりな美しさやったのでまた彼女についても調べてみたいところ…💓
↓
(こうして脱線に脱線を重ねていくのです😂)
そんなこんなで29歳の頃にパリでサロンを始め、フォーレ、ラヴェル、ドビュッシー、シャブリエなどが頻繁に演奏するように。。
音楽家以外ではプルースト、コクトー、モネ、ディアギレフetc..
もよくサロンを訪れたとか)^o^(
ラヴェルの名曲『亡き王女のためのパヴァ―ヌ』
はこの方に献呈されました(^^)
36歳のとき、夫が死に、それからは財産を芸術・科学・文学の支援に使うことに決め、その時代の若い作曲家に作品を依頼するプロジェクトをしたことによって
ストラヴィンスキー、サティ、ミヨー、プーランク、クルトヴァイル、タイユフェール、ファリャ…の前衛的な作品が生まれたり。
他にもパトロンとして支援した演奏家の面々
(((((すごすぎる
↓
ナディア・ブーランジェ、クララ・ハスキル、リパッティ、ルービンシュタイン、ホロヴィッツ、ロシア・バレエ団、パリ・オペラ座
驚くのはこれだけじゃなくて、
◎貧困層のために公営住宅を建てるプロジェクトを牽引
◎第一次大戦中、負傷した兵士を手助けするためにマリー・キュリーと協力
◎戦時中に、中産階級労働者をケアするために360のベッドがある病院を作って、その病院&看護学校は今もフランスでトップランク
◎ル・コルビュジエの最初のパリの重要建築となった
救世軍難民院(公共避難所のような役割)の建築を依頼したり
したというから驚き🔥🔥🔥
さらにさらにさらに!!!!!
死後もなお、今も『シンガー・ポリニャック財団』として彼女の意志が引き継がれ、
科学、文学、芸術etc への支援が続いていて今でもポリニャック邸でコンサートやリサイタルが開かれているらしいいいいいいいいいいいいいい(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
感動のお話ではありませんか。゚(゚^o^゚)゚。
偉大なお人。。。
今に残された素晴らしい作品や文化はこんな人たちのお陰でもあるのですわ。。。
こんな感じで脱線しまくりながら、別の本をポチッと購入しながら(kindle買いました💓)スローペースでRavelの伝記を読み進めております!
また面白いことがあったら書きます~🎵
フランス語結果&ラヴェル🎶
10月に受けたフランス語の試験(*゚▽゚*)
受かってました~~~!!!!ぱふぱふ
わーーい
DELFのB2レベルの試験で
5割で合格点なんやけど7割やった💕うふ
1番足ひっぱってたのがまさかの5割やったリスニングやけど、それは絶対試験中うるさかった選挙カーのせいということで(ToT)💢笑
このレベルは公式サイトによると
使用者はさらに自立の度合いを増し、自分の意見を主張するために筋道の通った議論の流れを作ることができ、自分の見解を展開し、交渉することができます。このレベルの受験者は、社交的な談話の中で流暢に会話を交わし、自分の間違いを自分で修正することができるようになっています。
。。。
なっているのでしょう\(^o^)/✨←
1ヶ月の準備期間で、テキスト1冊で、自力でやったにしては健闘したなと思うのでまた勉強法書くかも(((o(*゚▽゚*)o)))
フランス語の試験は3種類あって、
DELF →読解, 聴解, 文書作成, 面接
ほぼ全部記述式
合格証明に有効期限なし
世界で通用する
TCF → 読解, 聴解 だけでもok
マーク式
合格証明の有効期限2年
世界で通用する
仏検 →筆記, 書き取り, 聴解, 面接
合格証明に有効期限なし
日本でしか通用しない
で、実力なくても勘で取れてしまうTCFで全然喋れなかった3年前にまぐれでB1を取ったけど、一生残る資格が欲しかったのでした。゚(゚^o^゚)゚。
めでたし!!
( ↑ のTCFとほぼ同時に仏検準二級もとったけど、仏検でそのレベル取れても全然役に立たないので、喋れるようになろうと思って仏検の勉強をするのはお勧めしません…。゚(゚^o^゚)゚。
センター試験の英語高得点=英語ペラペラ
では全然ないのと同じ感じ💔
穴埋め問題出来たところで…ていう(ToT)💔
でも次は、フランス語で答えるフランス語の問題ばっかりじゃなくて、日本語と絡めた勉強しなあかんなーと感じるので、仏検を目指すつもりで買ったのがこちら
が、
4ページしかしてない\(^o^)/笑
やっぱり直近の目標か興味がないとだめらしい←
ので、今はこれを読み始めてます👇
帰国前に買ったラヴェルの伝記
2016年刊行やからかなり新しめ!
買った理由は
見たことなかったこの写真に惹かれて😍笑
まだ330ページ中35ページで、ラヴェルが15才のところまでしか進んでないけど、
やっぱり原語で読めるのって嬉しい(ToT)
本人の言葉を本人が発したままに理解出来るってほんまに素晴らしいことやなと思うけど、まだまだ辞書を手放せずに単語調べまくりながら読んでる状態(ToT)
そういえばラヴェルが少年の時通ってたというパリの私立音楽院の住所を調べてみたら
フランスのどこにでもありまくるスーパー
franprix になっててずっこけた(笑)
まだ序盤やけど、既にラヴェルが音楽始めた頃のこと、ラヴェル両親が息子に音楽させるために先生探しや金銭面で努力したり、国立音楽院に一応合格はしたけど準備クラスに入れられたり、その年にパリ万博があって心踊らせたり、、
なんか、、
読みながらすごい親近感が湧いております(ToT)💓
今までフランス語の分厚い本を読み切ったことないけどこれは読み切るのを目標に頑張る!時間はかかるけど!諦めないようにここで宣言しとく(笑)
そして面白い内容があったらまたご紹介します(*'ω'*)💞
フランス好きが出来るまで♡
今日は、結構聞かれる
「なんでフランスだったの?」
っていう質問に答えるために、
私のフランス好きの歴史を本とともに語ろうと思います企画(*^o^*)第1弾♡
何を隠そう、フランス好きが芽生えたのは多分大学3回生(2012年)かそこらで、フランス好き歴はそんなに長くありません!\(^o^)/
そして音楽がきっかけでもありませんでした!
それでも2015年春に開催したリサイタルでは
パリの夜会💕をテーマにして、フランス音楽盛り盛りで、プログラムノートでもMCでも歴史やフランス愛を語ることになるほど、フランスに短期間でどハマりしたのでした😍
きっかけはまず、大学で受けた「総合演習」という名の、大学の先生方や、外部でご活躍の音楽家、専門家、卒業生の方々が週替わりで講義・講演して下さる授業💡
そこで、あるピアノ科の先生の講義を聞いたのが全ての始まりだった気がする!
その内容は正確には覚えていないけど、
「音楽を勉強するのには音楽以外のことを知るのがとっても大切」
「照明一つとっても、今の時代とクラシック音楽が作曲されてた時代では明るさが全然違って、蝋燭だったり、電気が発明されたあとでももっと暗かったり、、舞踏会ではなんたらかんたら、、」
「そういうことを知ってるだけで音楽へのイメージ、アプローチが全然変わる」
のような感じだったと思う!
その中に出てきた昔の生活のお話に、19か20才だった私はものすごいトキメキを感じたの😍💓
音楽のためとか何より、ただヨーロッパの昔の暮らしを知りたい欲が爆発🔥🔥
そして、
早速本屋さんで購入したのがこちら
後ほど買いまくることになる鹿島茂さんの
『パリ時間旅行』
目次はこんな感じ(一部)
今まで習ってきたような歴史じゃなくて、もっと人々の生活がどんなだったか、具体的にイメージ出来ます!
面白かったのが、夜に街灯がないと治安が悪かったから街灯を設置し始めたのに、民衆は安全とかよりも、国に革命とかしないよう監視されてるような気になって、憎んだり壊したりしたとか!😵
街灯も、蝋燭→灯油ランプ→ガス灯 と
明るさや便利さが増していった時のこととか、
月が明るい時は消してたとか、
妄想好きにはこういう話はたまりませんんん💓
そして次に読んだのがこちら
同じく鹿島茂さんの
『舞踏会に行かなくちゃ』
これはもう!すごい!!!!笑
もう!!!大好き!!!!💓💓
目次はこんな感じ
19世紀、修道院で少女時代を過ごした娘さんが、修道院を出てから憧れの社交界に華々しくデビューするまでの道のりをこと細かに描いた尊すぎる本✨✨✨
貴婦人はどんな暮らしをして、いつどこに何を着て行って、どうやって男性と出会って、お母さんはどんな暮らしで (結婚は家同士のものだから、他に若い恋人をつくるのが普通😂)、舞踏会のためのドレス、コルセット、手袋、靴 etc を仕立ててもらって、、、
それが物語に沿いながらものすごく詳しく書かれているのです。゚(゚^o^゚)゚。
読みやすいしものすごくおすすめ。゚(゚^o^゚)゚。
留学中にフランスの蚤の市で買い集めることになったファッションプレートに初めて出会ったのもこの本でした💕
そして、↑の本の男性バージョンとも言える
これまた鹿島茂さんの『馬車が買いたい』
これは、↑の『舞踏会に行かなくちゃ』
よりもずっと分厚くて情報量が多くて読むのは大変だけど、恐ろしくよく出来た本です!!!!\(^o^)/
馬車って一口に言っちゃうけど
たくさん種類があって、
それぞれ現代の私たちの感覚でいう
軽自動車、コンパクトカー、セダン、高級車、スポーツカー ......etc
みたいなランクがあったらしい!
昔の小説では例えば
「フレデリックは〇〇(馬車の種類)から降りてきた」
て書いてたとしても、我々は馬車の種類を知らんから
「フレデリックは馬車から降りてきた」
って訳されたりすることが多いけど、
もしかしたらニュアンスは
「フレデリックは軽自動車から降りてきた」
かもしれないし
「フレデリックはポルシェから降りてきた」
かもしれないわけ(*゚▽゚*)✨笑
それとか、これも例えばやけど
『オペラを見に行く時に軽自動車(馬車)で行くのは恥ずかしいしBMW(馬車)ぐらいのが欲しいな~。』
『昼間のお出かけはロールスロイス(馬車)は似合わないから2人乗りスポーツカー(馬車)も買わな』
とか!そういう感覚があるわけ(*゚▽゚*)✨
当時の人からしたら当たり前のこういう感覚って、後世の私たちが理解するのはなかなか難しいけど、それがこの本では!!知れます!!\(^o^)/
実際の仏文学の文章と共に\(^o^)/
当時は上流階級が徒歩移動なんて有り得ないから、
ある程度の社会的地位が欲しかったら
馬車を持ってて当たり前✨
みたいな意識があって、
地方からパリでの成功を夢見てやってきた若者なんかは馬車を持つことを目標に努力したらしいんだけど、それがフランス文学の名作の登場人物数人の人生を追っていく形で描かれます\(^o^)/
あとは作曲家の伝記とか昔の小説でよく出てくるような
乗り合い馬車、郵便馬車、二等車、宿駅 etc
の話も出てきて、昔の移動、旅行のことをとてもクリアにイメージできるようになります!!!\(^o^)/
(↑(下)鉄道の屋上席から振り落とされる人々ww)
さらにすごいところは、もはや乗り物にとどまらず、あらゆる階層の暮らし、衣食住、娯楽までも網羅してるところ\(^o^)/
幻想のようにはいかない、よりリアルでシビアな人々の世界が感じられます\(^o^)/
読んでみたくなりましたか?\(^o^)/笑
と、こんな感じで色んな本を読んでいくうちにフランスやパリの歴史と文化にどハマりしていきました(((o(*゚▽゚*)o)))💓💓
知れば知るほど面白い💓
まだまだ紹介したい本はたくさんあるけれど、今日はこのぐらいにしておきます💡
ではまたー🎶