嵐のブルターニュ❹ブルターニュ博物館
カンペールの大聖堂のすぐ横にある
ブルターニュ博物館
もう雨は降るし風が強すぎて傘壊れそうだしでもはや雨宿りの意味でも助かった…(笑)
ブルターニュ地方は、フランスの西端にあってなかなか変わった独自の文化を持っています!
イギリスから逃れて来たケルト人の文化が色濃く残ってる地方で、独自の言語もあるほど!(現役!)
多分«ブルターニュbretagne»と、
グレートブリテンの«ブリテンbritain»
は元々同じ言葉なはず!
なのでこの博物館の展示を見てても、
全然フランスっぽさがなくて独特で面白かったです٩( 'ω' )و
それに私が大好きなモードの展示が充実しておりました♥
ブルターニュはその衣装(特にかぶりもの!)が特徴的なのでも有名なのです。
ガロロマン時代のもの
この県に人がいたことを示す最古のものらしい(二世紀)
↓タイトル;ブルターニュの結婚式
結婚式要素が見当たらないけど!笑
昔は結婚=お祭り騒ぎする行事やったんでしょうな
ここからモードコーナー♡
(はしょりまくってるけど笑)
この可憐な頭飾りを見てたも♡糸紡ぎの女の子
初めにブルターニュの様々な衣装をスライドで紹介してるところがあって、その写真を撮りまくったのでご紹介!
タイトル«おびただしい数のイメージ»笑
ブルターニュ地方の中でも、こんなにそれぞれ衣装が違うのよ、の絵
頭飾りのバリエーションがすごすぎる(´゚д゚`)
以下大体1820-60年のリトグラフ達
↑関係ないけど描いた人の名前アンリ・シャルパンティエ(*'▽')
同じ地方なのにそれぞれ全然違うしフランスって感じでもないし面白い!
ブルターニュの洋服がこんなに多様化したのは少なくとも18世紀からで、小教区ごとに決められたコスチュームは強い帰属感情を生む道具であって、仕事、状況、年齢、既婚か、etc…も区別されたので今で言う身分証明書のようなものだった、らしい
ブルターニュ南西部のフィニステール県(カンペールがあるところ)は特にモードが多様化していた地域だそう
カンペールの結婚の衣装、1890年頃
↓別の地方の(1925年頃
ドールまで♡
レースの子供用ドレスが素敵すぎる
家の様子
↓婚礼ダンス(嫁入り道具的な)
18世紀に結婚の持参品のうちのふたつきの大箱がタンスにとってかわったらしい。
確かに昔の家具でタンスってあんまり見ないかも。箱はよくあるけど。
↓なんとこれベッド!
カンペールの有名な陶器たちも
そんなこんなで独特なブルターニュ文化を知れました('ω')ノめでたし(?はしょりすぎ?笑)
ブルターニュ編やっとおわりー!