ヴァンセンヌ城
4月後半の2週間のバカンス、
1週間は日本に帰って2週間目はパリの隣のヴァンセンヌでやってた講習会に参加してました!
フランスに戻る前日から発熱して、夜中まで荷造りしてフラフラやったけど、パリに戻った次の日から毎日レッスン!有意義なバカンスでした!吐血
メトロ乗り換えなしで、家から計30分くらいで行けたし練習室のピアノもちゃんとしてたし弾きたいだけ弾けたしなかなか良かった٩( 'ω' )و
練習室の窓から見たヴァンセンヌ市庁舎♡
場所はメトロ1番線の終点だったんだけど
駅名「ヴァンセンヌ城」の通り
駅を出たところにヴァンセンヌ城がありました!行くでしょ!笑
14世紀に完成した”the 中世!”なお城です
メインのドンジョン(天守閣てきな)は中世のものとしては最も高いらしい。
賢明王と呼ばれるシャルル5世の頃に完成、
14世紀から16世紀頃まではフランス王のお城だったところ。
近くにヴァンセンヌの森があるから狩猟遊びにはもってこいな場所!
城の周りはお堀になってて
入り口!跳ね上げ橋(*´▽`*)いかにも♡
入ったら広い敷地にいくつか建物があって、
そのメインがドンジョン!
入場~
シャルル五世の書斎…
ドンジョンに渡る橋
溢れ出る中世感💛
修復されたてなのかすごいきれい!
煌びやかな感じは全くありませぬ
(14世紀当時は多分タピスリーとか飾られて煌びやかだったんでしょう)
↑この部屋なんやろ~ と思って
↓訳したら、「(簡略な)便所」でした\(^o^)/
まさにこんな時代ですね↓
シャルル五世は大の音楽愛好家で、毎日音楽家が王様のために演奏しに来てて、その中には当時の大作曲家ギョームドマショー(音大生には懐かしい響き。笑)もおりました。そうな!
14世紀にはグレゴリオ聖歌の特徴である、異なる声部がユニゾンで歌う多声音楽という新しい音楽が生まれました。さらに楽器は改良され、新しい記譜法も開発された。っていう西音史的な説明も書いてあった!
あと”財宝部屋”ってのもあって、シャルル5世が王国の金を保存する場所としてこのヴァンセンヌを選び(住んでたし)、王だけがその鍵を持てて、その部屋に入れた。彼がいない時は扉は閉められ、蝋?に封印される?←謎
ってな感じの部屋もありました!(部屋の様子はふつう)
シャルル五世が勉強する部屋。。
そして時は流れて16-19世紀にはここは主に政治、宗教反逆者のために牢獄として使われたらしく、フーケ、ミラボー、ディドロなども投獄されてましたよな説明
扉が物々しいですよ。。
ドンジョンを取り囲む塀の廊下
なんか怖いよ(笑)
建物に対して橋の小ささが可愛い♡←そんなコンセプトじゃないけど(笑)
飾り立てるとかよりも”守る”っていうのが強い感じ
そしてお城の敷地内にあるサント・シャペル(教会)、
パリにある、パリに来た観光客のほとんどが行く
サントシャペル(↓写真)をモデルにシャルル5世が建てたもの
ですがーー!
なんとーーーー!\(^o^)/(笑)
お見事に修復中ーー!
がらんとしてます。。
な、お城でした!
いつも乗ってる電車の終点にこんな中世丸出しのお城があるって知らなかった!
あのドンジョンの感じとかなかなか珍しいんじゃないかな(*゚▽゚*)
穴場スポットでした(*'ω'*)