Fantastique Kuniyoshi@プティパレ
Fantastique 展@プティパレ
ルブラン展に行ったグランパレのお向かい。
この特別展は2部に別れていて
*1部に歌川国芳の版画がどどんと大集結
*2部に悪魔とか、死神とか、暗い版画がどどんと大集結
な展覧会です(ง ˙ω˙)ว
私はクラシック音楽に通じるという意味でどちらかというと2部の方が興味あったけど、
なんと歌川国芳がフランス人に大人気で大評判!
ということで、
ジャポニズムの与えた影響って大きいし
”フランス人を引きつける日本画の展覧会っていうのを見てみたい”
ていうのもあって行ってきた三┏ ( ˘ω˘ )┛笑
あと展覧会の宣伝動画?CM?がおしゃれ
「~作の名画が数百点!」
みたいな宣伝文句ゼロだけどいいでしょ\(^o^)/こういうの素敵!
あと駅とか道の巨大広告が結構な頻度でコンサート、映画、演劇、展覧会の宣伝なのもとっても素敵だと思うのです!
寒空の下なんと1時間(!)待ってやっと入場ヽ(;▽;)ノ
土曜日の午後に行ったのも悪いんだけど!
歴史年表、日本語も書いてくれてた♥
1890年の日本画の展覧会のポスター
見て下さい日本画に群がるフランス人達を←
なんか自分が書いたわけじゃないのに嬉しくなるね←
でもなんかこんな感じで外国で浮世絵とかを見ると異世界すぎて
「なんて奇妙な文化なんやろ」感がすごかった、、
1部の国芳展はひたすら来てるフランス人の様子と展示のされ方の方に目がいってしまった感がある(^q^)
「これ何!?」
「キ、ン、タ、ロー。ふーむ」
「みてこの色使い、素晴らしいわ」
みたいな声が飛び交っておりました!
タイラ ノ トモノリ
プリンセスモロコシ役のバンドーシューカ、テンジクカジャ役のオノエキクゴロー3世wとシバエモン役のサワムラソージューロー5世(笑)
日本の絵はやっぱり美人画が好き(*゚▽゚*)
相合傘(•ө•)♡
娯楽の規制が厳しくなってからの国芳の絵の発想がすごいというセクション
(小さい人をいっぱい集めて1人の人を書いてる)
国芳の絵をスケッチしてる人も結構いました。
ここから第2部
夜のガスパール(詩集)でベルトランが着想を得たカロさん作の版画
カロの作品はナンシー(フランスのロレーヌ地方)にいっぱいあった気がする!
19世紀、白黒の版画はロマン主義→新ロマン主義→ポストロマン主義 の間長く展開されて、文学とか死とか空想上の動物、人の生活風景、夢や悪夢の描写に影響を受けた題材は版画家たちを魅了してやまなかった そう
展覧会の名前、”Fantastique” (幻想とか空想とか)
はそういうとこから来てたのね~
ドラクロワ作、マルゲリータを誘惑しようとするファウスト
以下、悪魔とか死神とか、発想がやっぱり異文化やと思うけどヨーロッパのこういう世界観に惹かれますな
ファントム
悪夢
木こりと死神
白黒のこんな異様な世界に浸ったところで
壁に画家ルドンさんの言葉が
黒を尊重しなければならない。それを穢すものは何もない。
黒は目を楽しませないし、何の欲望も呼び起こさない。
しかしそれはパレットやプリズムの美しい色よりもずっとエスプリを生じさせるのだ!
興味深イイ話ですね
知らなかったけど、プティパレには常設展がありました!
開放的な光差し込む展示空間
螺旋階段が素敵すぎるるるうう
モネの日の出、じゃなくて日没
こういうのがツボです↓
昔のマルシェってこんなんやったんか、、
レッスン→学校から徒歩で美術館with重め鞄→一時間待ち→特別展
で疲れて常設展はじっくり見る元気なかったのでさらっと通過(>_<)
帰りにミュージアムショップでパリの古い写真の写真集をgetしました♡
帰り道のエッフェル塔と乗馬ポリスのコラボで無理矢理しめます♡←