だわさ@Paris

2年間のパリでの音楽留学の記録 など!

fasion foward ➋

2ヶ月前に行った展覧会やけど

やっとpart②!(笑)

 

今回のラインナップは、

①第二帝政1852-1870年

②第三共和政 1870年-

③オートクチュールの誕生1857年~

④ベルエポック 19世紀末ー

 となっております\(^o^)/

もう②~④は入り乱れてる感じですが!

 

◎第二帝政(1852-)

の流行はなんといっても特大スカートを形作ったクリノリン(スカートを大きくするための硬いパニエ的な下着)

それと共にしばらく消えていた引き裾が復活して大きい堂々としたドレスが流行。さらに2つのブラウスで構成された、昼と夜両方に着まわせる変形ドレスが現れる!

〈男性服〉

1860年から以前よりもフィット感が減り、簡素になっていく。日中と同じように夜も黒色の服が着られ、堅苦しさが増す。

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1855年頃のコットンドレス↑↓

スカートが丸く大きく広がっております

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超可愛い~♡

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↑なんと繊細な子供服!

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下着セット

クリノリン(1865-1870年)

ペチコート(1870-)

コルセット隠し(1852-1870)

コルセット(1865) 靴下(1870)アンクルブーツ(1880‐)

 

 

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↑変形ドレス(1862年)

合成染料の技術の発達を物語る生き生きしたブルー

 

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↑変形ドレス(1860-1869)

 

◎第三共和政時代

スカートのシルエットが大きく変わり、バッスルスタイルが誕生🌱

バッスル(腰当)によって腰の曲線を大きく出してるのが特徴です

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↑タータンチェックの日中用ドレス(1870-1875)

ワイヤー入り短い上着➕裾が短いスカート➕斜めに紐通しの入ったスカート のセット

 

 

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左 夜用ドレス(1869)ちょっとスリム

右 宮廷用男性服(1852-1870)

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↑少女用ドレス(1865)

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↑日傘たち(1852-1870)

 

⚫オートクチュールの誕生

これまで洋服を作る人はただの生地屋さん、仕立て屋さん、、etcで、デザインはお客さんが注文する仕組みだったところに革命児ワースが登場(*´Д`)

 

◎ワース(1825-1895)は1857年にメゾンを設立。

・季節ごとのコレクション、

・モデルを並べること、

・アーティストとして、作ったものに刻印すること

を普及させたオートクチュールの、アーティストとしてのデザイナーの創始者であります!

 

↓ワース作の夜用ドレス(1893-1894)

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↓ワース作、夜用ドレス(1885)

ボストンの裕福なマダムがパリ滞在中に注文して作らせたドレス

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↓Jacques Doucet作のジャケット(1898-1900)

1896年の雑誌の美女総選挙で一位に選ばれた超人気バレエダンサーのクレオさん(Cléo de Mérode)が着てたもの

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もう息をのむほどの豪華さと美しさでした。。

 クレオさんとはこんな方(((o(*゚▽゚*)o)))💕
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↓タータンチェックの旅用アンサンブル(1898)

動きやすくて便利&流行の腰と胸のラインを強調するシルエットにも合ってて人気だったとか

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↓シルエットはバッスルスタイルやけどフリンジやアジアンな感じがめっちゃ変わってる。が、説明がなかったような(T_T)

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◎ベルエポック

ベルエポックといえば、アールヌーヴォーです!

この前のアールヌーヴォー博物館の記事

(アールヌーヴォー美術館@Maxim - だわさ@Paris)で紹介したような植物×曲線×女性的な様式ですけども、服にもその流れが反映されてまして

 

まずベルエポックの初めのドレスはバッスル(腰当て)を無くした釣り鐘型のスカート&S字ライン(ウエストのくびれ、腰と胸を強調する)

↑上半身のラインが再び変化していく1906年頃まで

こんな感じ!

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 ↓Doucetの変形ドレス(1900-1905)

高級娼婦Debrayさんのワードローブだったこのドレス、約10枚の布が贅沢に使われていて、アールヌーヴォーらしいうねるような複雑なフォーム!

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繊細なレース達、チュール、花のモチーフが描かれた透けた生地と組み合わされてこの上なくうっとりなドレスでした(T_T)♡

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↓Jeanne Lanvin(あのランバンの創設者)

の子供用ドレス(1908-1910)

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Callot姉妹作のドレス(1909-1910)

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刺繍とチュールの色合いがすごい~f:id:dawaseur:20160817164206j:plain

Babani作、キモノ(1905-1910)

1894年オスマン大通りに開業したBabaniは中東の芸術品、絹織物のスペシャリストだったけど、極東の着物も輸入すると同時に京都のアトリエで自分でも作ってみるように!

その動きやすさがベルエポックのエレガントな人たちに喜ばれたらしい。

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Mariano Fortuny(1910-1915)作、夜用ドレスf:id:dawaseur:20160817164209j:plain

これを作った Fortunyはヴェネチアに1889年に創業したスペインのデザイナーで、絹に連続的な折り目をつける技法を発明して、1910年パリで特許をとった人らしい。

プルーストが「失われた時を求めて」でこのドレスに言及していて↓

「あの夜アルベルティーヌが着ていたFortunyのドレスは私の心を惑わす目に見えないヴェニスの暗がりのようだった」素敵に訳せない。。(^^;)

 

ふむ~(*´Д`)

 

ということで今回はこの辺で!

もうだいぶ現代に近づいてきた\(^o^)/